<< DJカーニバル 2013年2月 | main | DJカーニバル 2013年4月 >>

DJカーニバル 2013年3月

ケルトの笛hataoとピアノ&ハープ弾き上原奈未の二人が毎月1回ペースでお送りしている、「タッキー箕面816 みのおFM」のラジオ番組、「DJカーニバル」。

3月の放送は、24日(日)午前11時オンエア、再放送は3月26日(火)15時、21時からです。奈未さんの自宅スタジオから、ほのぼのお送りしています。
インターネットでもリアルタイムで放送をお楽しみ頂けます。

http://fm.minoh.net/

↑こちらのページから、「インターネットラジオを聴く」をクリックすると、メディアプレーヤーで自動的に配信されます。

これまでは放送時間にラジオの前に座っていないといけなかったDJカーニバルですが、今月より、hatao & namiのホームページより、録音をいつでも聴けるようになりました!
先月までの放送内容はこちらからお聴きいただけます。
タッキー816みのおエフエム提供)

1.Suo "Maan unia, puun unia "より"Kintereilla"



フィンランドのバンド「Suo」は、女性2人、男性1人のトリオ。カンテレ、ニッケルハルパ、マンドリン、ロー・ホイッスルなどそれぞれがさまざまな楽器を操り、全員が歌います。
Suoのページ。 (ヴォーカルのVeeraのサイト内です)
http://www.veeravoima.net/suo/suopage1.htm

Suoはフィンランドのルノ(詩)やカレワラ、古いカンテレのための曲やバラードを現代によみがえらせた音楽とのことです。

ルノについて書かれている日本語のブログがありました!
http://sipsik.cocolog-nifty.com/suomi/2010/11/runo-a8cc.html


本作は歌が素晴らしいのはもちろんなのですが、アレンジも洗練されていて、すぐに大好きになりました。Finlandの創作された伝統音楽はとても新鮮ですね。
ボーカル中心のアルバムのなかで、今回はあえて器楽メインの曲を選びました。カッコいいフィドルにボーカルのスキャットが対旋律で絡むアレンジが素晴らしいです。

Suoの動画 (画質は良くないですが…CD発売パーティの様子だそうです)



2.BaJonas Knutsson + Johan Norberg introducing Kraja 
"Skaren: Norrland III "より"Majas Polska "


スウェーデンの女性アカペラグループ krajaが、ドイツの名門レーベル、ACTの代表であるシイグフリート・ロックの目に止まり、スウェーデンのルーツ音楽を紹介する“Norrland”シリーズ第3段にゲスト出演した作品。
このシリーズは評価が高く、スウェーデングラミー賞にもノミネートされています。
ヨーナスのサックスとヨハンのギター、エヴァ・クルーズのペースを交えた編成で牧歌的な北スウェーデンの民謡などを紹介。2005年作。
krajaの参加はたったの3曲ですが、今回ご紹介したこのナンバーは、それぞれの楽器と透明感のある歌のハーモニーが見事に溶け合い、夢見心地になれる1曲です。




ブルターニュのバンド"Barzaz"の2003年のアルバムです。Barzazとは、バラードを意味するブルトン語で、ケルトを代表する男性シンガー、Yann-Fanch Kemenerが参加しています。ほか、フルートのJean-Michel Veillon、ギターのGilles Le Bigotなど。

Barzaz の曲がyou tube で聴けます。


Jean-MichelとGilles Le Bigotは、今はボーカルのMarthe Vassalloとともに、トリオを結成して活動しています。Yann-Fanch、Martheは日本にコンサートに来たこともあります。

トリオの動画、素晴らしいですよ。



ラジオでご紹介するのは、短い2小節のメロディをなんと9分もくりかえす曲なのですが、このアルバムのタイトル曲だけあって、思い入れがあるのでしょうね。繰り返しのなかにさまざまな変化があり、ストーリーがあります。

去年、hataoが被災地を訪れた時にこの曲が心の中で鳴り響きました。今月は東日本大震災から2年ということで、感じた思いをラジオで語っています。

4.Fribo"HAPP"より"Slåttevise | The Scythe"


ノルウェーのシンガーAnne、スコットランドのフィドラーHannah、イギリス・リバプール出身のギタリストEwan、スウェーデンのパーカッショニストMagnus という国を跨いだメンバーによって結成されているFriboのセカンドCDをご紹介。
歌、フィドル、ギターの他、willow fluteや口琴などダイナミックにブレンドされ、ファーストからの4年間の変遷・・・文化を学び、たくさんの場所で演奏し、旅をし、共に良い時間を過ごしてきた中からインスパイアされたスカンジナビアとケルトから発したオリジナルな音楽となっています。
happとは古いNorn語で in good Healthという意味。2011年作。


5.Catriona McKay & ChrisStout "White Nights" より"Isflak"


hataoがこれから毎回ご紹介していきたいと思っている、「理想のデュオ」というテーマ。今回は、スコットランドのフィドルとハープの2人です。

二人については、それぞれスコットランドのもっとも優れた演奏者なのですが、二人がそれぞれの音楽性を持ち寄って、一つの全く新しい音楽を作っている点が、素晴らしいです。hatao & namiも、そうでありたいと思います。

この曲のライブ動画がyou tubeにありました。本当にすごいですよ!





4.Kardemimmit"Autio huvila "より " Laulu paivalle"


前回もご紹介したフィンランド発の可憐なカンテレ4人組Kardemimmitの新譜より。
まだ学生でありながらすでに活動は10年になるベテランで、カンテレ弾き語りの清純な声が魅力です。
この曲はkrajaのCDにも収録されているノルウェー民謡で、彼女たちはフィンランド語に訳して歌っています。
日本にも興味を持っているということなので、いつか来日が実現するといいですね!



来月から、毎月第四週目の放送に固定になります。
次回は4/28(日)11時〜の放送です。連休が始まる方も多いことでしょう。楽しい季節になりますね。どうぞ、お楽しみに!

 

at 17:47, hatao & nami, -

comments(2), trackbacks(0), -

comment
こうのちえ, 2013/03/22 3:15 PM

インターネットラジオが私のパソコンでは聞けないので、こちらのHPから直接聴けるようになってうれしいです。

runoについてのリンク、詳細で内容的にもわかりやすい!と思ったら、松村一登さんのブログなんですね。(フィンランド語研究の第一人者。私もテキストで大変お世話になっております^^)ブログで紹介されている論文も、私がとても興味を持っている内容でした。他にも興味深い記事がたくさん!ありがとうございます。
小型カンテレやフィンランド語をつづけるうちに、そのルーツへの興味が深まって、私はどんどん時代をさかのぼっており、runolaulu(カレワラ韻律の歌)についてもとても興味があります。古くから受け継がれて来たものも取り入れながら、今の自分たちならではの表現をしているミュージシャンがとても好きです。

放送、楽しみにしています。

hatao, 2013/03/22 3:25 PM

ちえさん、興味を持って下さって、ありがとうございます。
検索で見つけたのですが、研究者の方のブログだったのですね。他の記事も拝読します。
フィンランドのルーツへともぐっていらっしゃるのですね。9月に札幌でコンサートをさせて頂けそうです。その際は、ぜひお話、お聞かせ下さると嬉しいです。










trackback
url:http://radio.irishflute.info/trackback/19